3/26(土)青森のMさんと岩木山の大黒沢を滑ってきました。昨年4月末に大黒沢を滑った時にパウダーの時期滑りたいねという希望から計画しました。今年は少雪であまり期待が持てなかったが、前日来からの降雪と低温で大黒沢は最高のコンディションでした。
積雪の為、車はりんご畑途中で乗り捨て車道を進み一合目到着です。スタート地点の標高は260mくらいですから大黒沢上部までは標高差1000m以上登らなければなりません。前日沢の状況確認で午後から下見に入った私のトレースが見えています。沢は穴だらけで危険なので登りも下りも尾根コースといたしました。
尾根コースは展望が開けて快適に登ることができます。緩い斜度がずっと続きます。
長い林間の登行から開放され大黒沢の大斜面を右手に見ながら最後の頑張りです。写真撮影のモデルとしてMさんに先行してもらってます。
部分的にガリガリもありましたが、問題なくシール登行ができます。素晴らしい天気にも感謝です。
最終到達地点の標高1370m付近です。少し上に他のルートから登ってきた3人パーティの姿が見えています。
満足気なMさん、いざ大黒沢へドロップインです。3人パーティがまだ滑り込んで来ないので我々がノートラックの斜面一番乗りとなりました。
この斜面と最高のパウダー文句も付けようがありません。今シーズン一番目か二番目の滑りとなりました。
大斜面のボトムまで滑り込み後は尾根にトラバースです。尾根筋も素晴らしい雪質で楽しむことが出来ました。春は沢筋をただ横に滑るだけで単調ですが尾根は変化があります。飽きる程の長い距離を滑るので足に来ます。時々休みながら慎重に滑ります。終点近くになったらベタ雪となり時々ブレーキが掛かる状態となりました。登り5時間、下り1時間の行程でした。Mさんも満足されてまた来年行きましょうと声が掛かりました。お疲れさまでした。
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