8/19(土)22名のお客様と南蔵王のツアーに行って来ました。当初予定は刈田峠から前山~杉ケ峰~屛風岳~水引入道~白石スキー場の縦走コースでした。刈田峠の歩き始めから雨模様で間もなく雷も鳴り始め、先行パーティーも前山から引き返して来ました。この先尾根上のルートで逃げ場もないことから、我々も前山手前から刈田峠に引き返した。このまま仙台に帰る訳にいかないので、逆コースから雷のリスクが少ないであろうジャンボリーコースを水引入道(1656m)へのピストンに急遽変更した。
普通蔵王は御釜や刈田岳・熊野岳方面の火山・カルデラというイメージが強いと思います。しかしこの南蔵王は緑溢れる雄大な山容が魅力な山域です。
バスで刈田峠から白石スキー場に移動したので遅いスタートとなった。2Kmの林道を歩きジャンボリーコースの気持ちよい樹林帯に入ります。
雨が降ったり止んだりで雨具を着たり脱いだりします。幸い雷は鳴っていません。
変更コースは往復10.6km、標高差約850mあり当初予定コースより時間も掛かりきつくなります。特に水引入道山頂手前の分岐下急登はドロドロで難儀しました。分岐から上は傾斜も緩くなりガレ場を登ります。
水引入道山頂直下の登りです。ガンバ!!
狭い水引入道山頂です。名前の由来は田植えの頃に現れる雪形が水引入道(種蒔き坊主)に似ているからのようです。
下山途中から望む不忘山(1705m)です。
深い渓谷と緩やかな尾根そして緑豊かな山容、素晴らしい風景です。そして長いコースを飽きる程下り、ガスが立ち込める白石スキー場に無事下山いたしました。お疲れさまでした。昨年も同じコースのツアーがあり強風で刈田峠から歩くことも出来ず引き返したことから、リベンジの方も何人かおられました。何とか水引入道山頂に登れたことでキツイながらも達成感で満ち溢れた笑顔でバスに乗り込んでいました。